柏東医院(はくとういいん) 柏市,柏駅,東柏駅 内科

 

肺炎球菌ワクチンの接種について

当院でも肺炎球菌ワクチンを接種致しております。下記に接種の概要をまとめましたので、ご覧ください。

 

そもそも肺炎とは?

主な症状は、せき、発熱、たんなど、かぜの症状と似ています。その為肺炎は“かぜをこじらせたもの”と考えられがちですが、まったく異なるものです。肺炎では、細菌やウイルスなどの病原体が、酸素と二酸化炭素のガスの交換を行う肺胞に感染して炎症を起こします。

このガス交換に障害が生じると、息切れ、黄色~緑色や鉄さび色のたん、38度以上の高熱などの症状が長く続き、一般的なかぜよりも症状が重くなります。特に体力の虚弱な小児や高齢者は注意が必要となります。

 

肺炎球菌感染症を防ぐために、“予防接種”という選択があります

肺炎予防のためにできることのひとつに、予防接種があります。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。

肺炎球菌感染症の予防接種は、すべての肺炎を防ぐものではありませんが、下記項目に該当される方々は特に、接種を推奨されております。

 

※MERS(中東呼吸器症候群)などウイルスによる感染症や、肺炎球菌以外の細菌による感染症は、肺炎球菌ワクチンでは予防することができません。(2015年6月23日追記)

柏市在住の方で、対象となる方については医療費の助成を受けることも可能です。
詳細は柏市ホームページをご覧いただくか、ご来院の際お問い合わせください。